コロッケ専門店「コロッケのころっ家」FC本部インタビュー

今回は「コロッケのころっ家」のフランチャイズ本部である「株式会社コロッケエンターテイメントフーズ」さんにお話を伺いました。

Q.「コロッケのころっ家」のビジネスを簡単に教えてください。

「コロッケのころっ家」は、老若男女に人気を誇るモノマネ界の重鎮「コロッケ」が始めたコロッケ専門店です。過去多く見られたライセンス契約による形だけのタレントショップのようなものではなく、コロッケ自らが取締役として経営に参画し、商品開発からPRまで、全面的にプロデュースしています。
特にコロッケ自身が店舗で行うオープンイベントでは数百人規模のお客様がご来場されるという大盛況振りです。
そうした背景もあり、1日当たりの最高販売個数3500個、1日最高売上75万円超という実績を誇っています。
2022年のフランチャイズ本格展開からわずか1年足らずで店舗数は30店舗(2022年10月末現在)展開となっており、2022年末までに40店舗超、フランチャイズ加盟店舗数では60店舗を超える契約をいただいております。

Q.お店の形態について教えてください。

お店の形式は大きく分けて「店舗型」「キッチンカー」「ブランドシェア」の3種類があります。
現在の店舗数としては店舗型が14店、キッチンカーが4店、ブランドシェアが4店となっています。
「店舗型」は、場所を借りて常設の店舗とする、よくあるタイプです。路面店だけでなくショッピングセンター店も含みます。
「キッチンカー」は、店舗を持たずに移動販売を行うタイプです。
「ブランドシェア」は、既存の飲食店もしくは食物販のお店に「コロッケのころっ家」を併設するスタイルのお店です。
実際に、パン屋さん、お好み焼き屋さん、カラオケボックスやラーメン店などの一部やお隣に「コロッケのころっ家」専門売り場を設けて販売いただいております。
ブランドシェアの場合は既存の飲食店設備を共有して使えますので、初期費用を抑えることができます。
ただやはり店舗型が一番好調なので、初期投資ができるようなら加盟者さんには店舗型をおススメしています。

Q.「コロッケのころっ家」ならではの魅力を教えてください。

一番の特徴はやはり、タレントのコロッケさんが付いているということですね。コロッケさんが大きくこの事業に関わっているポイントは3点あると思います。

まず1つ目は、コロッケさんのオープンイベントを行えることですね。
店舗型とキッチンカーの場合コロッケさんのイベントがあるので、立ち上がりからすぐに売り上げが取れます。

2つ目は、マスメディアが取り上げてくれることです。
特に地方の場合は「〇〇県初出店!」といった形でメディアが取り上げて下さることが多いです。
沖縄、仙台、富山ではすべてテレビ局の取材が入り、新聞社や雑誌社が無料で記事を書いてくれたりということがありました。

3つ目は、他社には真似できないコラボ商品の開発です。
コロッケさんはものまね界のトップの方ですので、コロッケさんがモノマネをされた方とのコラボ商品の販売を積極的に行ってます。第一弾としては美空ひばりさんコラボとして、美空ひばりさんの愛したコロッケを「美空ひばりコロッケ」として販売しました。
その他のコラボするタレントさんからも、「コロッケさんならいいよ」という形で許可をいただけたりしています。今後もコラボ商品は展開していく予定です!

Q.商品開発に力を入れていらっしゃるんですね。

そうですね。
コロッケはなかなか特徴を出しづらい商品ですので、お客様が飽きてしまわないように商品開発には力を入れています。
コラボ商品以外にも、月に1~2品は新商品をリリースしておりまして、オープン以来毎月必ず「今まで味わったことない商品が発売されている」という状況を作るようにしています。

バレンタインの季節にはチョコレートを使ったコロッケ、春先には桜エビのコロッケ、最近ですと岩下の新生姜を使ったコロッケを販売しました。
コロッケは味が淡泊なジャガイモが主な原材料なので、意外と何にでも合うんですよね。
今まで味わったことがくても、実はコロッケと合う食材はまだまだ沢山あると思います。
これからも商品開発に力を入れていくつもりです!

Q.「コロッケのころっ家」に加盟される方は、どのようなお仕事・事業をされていた方が多いでしょうか?

当初は様々な業種の方がいらっしゃいましたが、最近は飲食の方が増えてますね。他の飲食系フランチャイズをやられている方もいらっしゃいます。
今やっている事業にプラスもう一事業として開業される方が多いです。

Q.店舗の1日の流れを教えてください。

大体10時~11時がオープン時間になっています。
オープン前にお店に来て、フライヤーに火を入れて、コロッケを揚げ、ホットショーケースにコロッケを並べます。
お客様にはショーケースの中のコロッケを選んで頂く形になるので、ショーケースのコロッケが無くならないように揚げていくというのが1日の大まかな作業です。
11時~12時半くらいがお昼前の小さいピークで、一番のピークは夕方の16時~18時になっています。
平日より土日の方が忙しいです。
過去最高記録としては、1日で約3500個売れたことがあります!

Q.「コロッケのころっ家」のフランチャイズ加盟に向いている方、向いていない方はどんな方でしょうか?

他人任せにしない方が成功しています。
フランチャイズはある程度パッケージ化されており、同じように頑張っていただければ成功するビジネスモデルにはなっています。
ただ、当たり前ですが店舗ごとに起きる問題も違いますし、お客様の反応も違います。それらに対して、自分ごととして一生懸命考えて経営できる方の方が成功する確率が高いです。「とりあえずフランチャイズに加盟しておけばなんとかなるだろう」ではなく、本部と一緒にお店を育てていく想いがある方に合っていると思います。

Q.契約の決め手としてよく言われるポイントは何でしょうか?

このご時世ということもあり、食品のテイクアウト専門であるという部分で評価いただくことが多いです。
テイクアウト業界は市場が伸びていますが、唐揚げは競合が多かったり、お弁当屋さんは運営が難しかったりする背景があり、「コロッケのころっ家」に注目する方が多くなっています。
コロナ禍の影響で打撃を受けたイートイン系の飲食店さんが、テイクアウト専門の「コロッケのころっ家」を選ぶという形ですね。

また、タレントのコロッケさんが付いているという部分もとても大きなポイントになっています。
コロッケさんと同じくらい知名度が高く、それでいて商品名がタレント名である方ってほぼいないですよね。
コロッケ屋さんを別会社さんがやろうとしても「コロッケのころっ家」という名前は付けられませんし、コロッケさん以上にコロッケと繋がりがある方もいらっしゃいませんから、ほかのコロッケ店には真似できない唯一無二のコロッケ店であることが強みです。

Q.最後にフランチャイズ加盟を考えている方へお伝えしたいことはありますか?

フランチャイズの本部としては柔軟性を持っている方だと思います。
まだまだ発展途上であり、本部だけで行ってくというよりは、加盟店様からの声を頂戴し、本部と加盟店が一緒になってより良いブランドへ短期間で成長させていたきたいと思っております。
ブランドシェアを開始した背景も、実は既に飲食店を営む加盟希望者さんからのご要望があったからなんです。
さらに、最近ではデリバリー人気に伴い、「コロッケのころっ家」でもデリバリーへの参入ができないか研究しているところです。

ブランドを成長させつつ加盟店様が成功できるよう、今後も柔軟に色々なものを取り入れていきたいと思っております!

 

~本日は「コロッケのころっ家」のインタビューをお届けしました。ありがとうございました!~

 

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