みなさんもケンタッキーフライドチキンのイメージキャラクターといえば、
お店の入口に立っている白髪の老人、「カーネルおじさん」を想像されますよね。
実は、あの優しそうな「カーネルおじさん」は今で言う
「ベンチャー」や「スタートアップ」精神に満ち溢れた凄い経営者だった事をご存知ですか?
「実業家」としてのカーネル・サンダース
「カーネルおじさん」は元々実業家でガソリンスタンドやレストランを経営していたのですが、
相次ぐ災難で60歳を過ぎた頃に莫大な負債を抱えていました。
その後、考え抜いた末に「街で評判だったフライドチキンのレシピを売る」という、
今で言う情報商材的なビジネスを考案しました。
具体的には、レシピを教えたレストランからフライドチキンの販売数に応じて報酬を貰うという、
ロイヤリティー型のフランチャイズビジネスを展開しました。
その結果、フランチャイズビジネスは大成功し、
瞬く間に500店以上のフランチャイズチェーンを構築してしまいました。
フランチャイズビジネスを検討している人へ
みなさんはこの話しを聞いてどう思いますか?
「うまいフライドチキンのレシピなんて誰でも真似できるのでは?」
「今の情報商材(ノウハウ教材)とどう違うのか?」
これからフランチャイズビジネスを検討している人とそうでない人では感じ方は異なるかと思いますが、
フランチャイズビジネスの一番のメリットは小額の投資を行う事で企業のノウハウやブランドを活用できる点にあります。
逆を言うと、全く価値の無い商品のノウハウや、加盟店が殆ど居ないチェーンについては、
あまりメリットが少ないと考えるのが普通です。
しかし、有名なケンタッキーフライドチキンでも「0から1」に変化する瞬間があったのです。
どんなに大きなチェーンでも最初は「0」です。
ですので、今は小規模なチェーン、世間に認知されていないサービスでも
「世の中に対して価値のあるもの」であれば、大きく変化する可能性は十分あります。
もし、ご自身にある程度のビジネス感覚、取組もうとしているビジネスの専門性がある方であれば、
その辺の発展可能性は「直感」で判断しても良いのではないでしょうか?
大手航空会社や大手メーカーですら経営不振に陥る不確実な世の中ですから、
自分ひとりの実力で勝負するよりも、心底惚れたり、価値を感じたサービスを
フランチャイズという制度を利用して共に大きくするのも、不確実な世の中で成功する一つの選択肢かもしれません。
正しいフランチャイズの選び方とは?
最近のフランチャイズは、加盟前に様々な情報を提供してくれたり、
説明会を随時開催している企業も多数ありますし、一般向けサービスであれば、
まず最初に自分が利用者になって利用者目線で事業を評価する事も出来ると思います。
これから起業をお考えの方だったり、資産運用の選択肢の一つとしても
フランチャイズビジネスは可能性を秘めていると思います。