実は教育業界は成長産業！
現代日本では少子化が進んでいるため「今後教育業界は衰退するのでは？」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、実は子どもにかける教育費は年々右肩上がりとなっています。その背景には大学入試方式の変化や、義務教育内容のレベルアップなどがあります。
さらに、プログラミング塾や予備校形式の塾の増加もあり、教育産業の市場規模は2021年には2.8兆円まで増加し、今後も拡大が予想されています。
また事業のひとつとして学習塾を始めるメリットとして、地場に強くなれることや企業イメージのアップ、社員教育にも良い影響を与えることなどが挙げらえれます。
個別指導塾と集団塾の違いとは？
学習塾は大きく「集団塾」と「個別指導塾」に分けられます。
＜集団塾＞
主に進学校に通う学生をターゲットに1名の講師が数十名の生徒に対して講義形式で教えることがほとんどで、講師は元教師や教育学部卒の社員が務めることが多いです。採算を取るためにはとにかくたくさん生徒を集めなければならないという特徴があるため駅近隣の一等地に展開することが多いです。そのため集団塾は直営で展開されることがほとんど。
＜個別指導塾＞
アルバイト講師や動画教材などを使用して、講師1名に対して1～3名の生徒を教えることが多いです。生徒が想定より集まらなければその分講師を減らすこともできるため利益率を上げやすいという特徴があります。また、住宅密集エリアに出店することが多く、幅広い学力レベルの生徒に対応できるためターゲットとなる学生が多いのも魅力です。これらの特徴があるため、フランチャイズで学習塾を始めるなら個別指導塾がおすすめです。
学習塾のフランチャイズに加盟する時のポイント
では、いざ学習塾フランチャイズに加盟するという時は何に注意したらよいのでしょうか？
①開校数の多さ
単純に本部の力を図る指標にもなりますし、運営ノウハウや成功事例・失敗事例がどれだけ蓄積されているかを図る指標にもなります。
また、学習塾ではいかに生徒を集めるかが非常に重要ですが、開校数が多いことは認知度の高さにもつながるため、開校数が多いほど生徒を集めやすいとも言えます。
②講師募集のスキーム
いくら生徒が集まっても、教える講師がいなければ塾は経営できません。本部によっては講師募集をサポートしてくれる場合もありますので、どのようなサポートをしてくれるのか注意して情報収集しましょう。
③多店舗展開しているオーナーの多さ
多店舗展開しているオーナーが多ければ多いほど、黒字化および投資回収がきちんとできていることがわかります。また、フランチャイズオーナーに「2校目を開校したい」と思わせるような本部であるということも推測できますね。
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青森県 Aさん（33歳・男性）
もともと公務員として働いていたのですが、地域の子どもたちと直接関わるような仕事がしたいと思い、塾の開業を検討し始めました。最初は「塾」という広いくくりでしか考えていませんでしたが、探す！フランチャイズさんとお話したことで、フランチャイズなら個別指導塾がいい→自分の理想の塾作りを実現しやすい柔軟な本部、というふうに候補を絞っていくことができました。
福岡県 Bさん（36歳・男性）
転職や独立などの1つの選択肢として情報収集程度でフランチャイズを調べていたのですが、1つの業界に長く、あまり広い業界の知識はないことが悩みだった自分にはフランチャイズがぴったりだということに気づかせてもらいました。その業界の経験がなくても、短期間の研修で集中的に学んで新規事業に挑戦できることにワクワクしています。
2022年フランチャイズ最新情報
2001年からの20年間でFC市場全体の店舗数は約1.2倍、売上高は1.5倍以上に拡大しています。コロナ禍で減少した売上高も、買取業や学習塾、家事代行サービス系FCの成長により、2021年はプラスに転じています。
出典：JFA「フランチャイズチェーン統計調査」