「本場讃岐うどんたも屋」FC本部インタビュー

今回は「本場讃岐うどん たも屋」フランチャイズ本部「クレハスライヴ株式会社」の専務取締役 片柳様にお話を伺いました。

Q.「たも屋」のビジネスを簡単に教えてください。

四国地方を中心に展開している、讃岐うどんのお店です。国内で12店舗、海外で2店舗展開しております。
23年前の創業当初はパチンコ店の中の屋台として営業していたのですが、20年前に本店としてお店を構えました。
讃岐うどんの本場、たも屋の営業時間は、8時~15時が多いです。そうすると15時には閉店するので、17時にはご自宅にいられます。繁忙期でも18時頃には帰れるため、飲食店では珍しくライフワークバランスを重視することができます。また、昼間はたも屋、夕方は居酒屋といった形で、現在の本業と組み合わせるといったことも可能です。

Q.フランチャイズ展開を始めたきっかけを教えてください。

昔テレビチャンピオンという番組がありまして、麺のカテゴリーで讃岐代表としてたも屋のうどんが選ばれたんです。優勝は惜しくも逃したのですが、待っていただいたお客様に申し訳ないと、表彰式なども終わった後に来ていただいた人たちにひたすらうどんを打ち続けてふるまいました。その際にすごく喜んでいただいたんですよ。その時の経験が印象深く、直営店以外にも展開して、多くの人にも楽しんでもらいたいと思ったのがフランチャイズ展開のきっかけです。

Q.「たも屋」の他のフランチャイズモデルとの違いは何ですか?

収益性を重視するのか、効率を重視するのか店舗ごと柔軟に選べることです。
フランチャイズ募集を開始した当初、うどんは手打ちで行っていたのですが、今は機械も使用しており、どうするかはオーナー様に選択いただいております。
原価を抑えて収益性を重視するのであれば、店舗で手打ちすることをおすすめしますが、技術力が必要になります。
逆に原価は高くなってもいいから効率性を重視するのであれば本部から冷凍うどんを仕入れることをおすすめします。
また、中間策として、店舗で機械を使って麺を打つことも可能です。
このように、どこに主軸を置くかによって各店舗で柔軟に対応していただけます。
麺の太さ、厚さや幅も都道府県によって好みは違うので、セレクト可能です。ただし、食感のみはたも屋のうどんのアイデンティティなのでここは指定しています。

また、ボランタリーチェーンとしてたも屋の食材のみを卸す事業も行っております。
「プロデュースbyたも屋」といったイメージです。
うどんだけではなく、小麦粉を卸すことも行っており、その場合は製麺のアドバイスもしています。
たも屋の味や商品が広がってもらいたいので上記のような取り組みを行ってます。

Q.加盟者の特徴や成功されているオーナーさんの共通点はありますか?

一つは基本をきっちり守っている店舗です。本部指定の小麦粉やかえし以外を使用したり、たも屋の食感ではないうどんを提供したり、そういった形で本部の指示内容と違ったことをやり出すとうまくいきません。
また、お客様のことを見て商売を行えるかどうかというのも関係してきます。セルフうどんの店なのですが、どんどんお客さんが並んでいるような忙しい時は揚げ物を揚げる時間がとれず、在庫を切らしがちなんですよね。そうなると、揚げ置きを始めてしまうんです。その瞬間だけで見れば、在庫を切らさなくてよかったという話になるかもしれませんが、ずっとそれを続けてしまうとどんどんお客様が減っていきます。お客様はプロですので、お客様の舌は騙せないですよね。

Q.最後に、加盟検討者のみなさんへメッセージをお願いします!

うどん屋のブランドはたも屋以外にもいっぱいあります。
うどんが好きという方よりも、「たも屋が好き」「たも屋とチームを組みたい」という方にぜひ加盟していただきたいです。
昔のように、うどんというのはめちゃめちゃ儲かるような商売でもないですが、逆に流行り廃りがあるような商売でもありません。長く続けるのであればぴったりのビジネスです。
たも屋のブランドが広がるというよりは、想いが広がってほしいと思ってます。そこにはたも屋のうどんの味があります。ぜひ、たも屋の味を一緒に広げていきましょう。

 

~本日は本場讃岐うどん「たも屋」のインタビューをお届けしました。ありがとうございました!~

 

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