今回はレザーリペアビジネス「リークル」の本部である「リークル プロジェクト」代表 岡根 孝志さんにお話を伺いました。

Q.「リークル」のビジネスを簡単に教えてください。

主に革製品への施工を行うリペアビジネスです。
リペア以外にも、コーティングやクリーニング、除菌なども行っております。
加盟されたオーナー様は、それらの技術を導入研修にて習得し、開業に至るという流れになります。

施工のご依頼は、輸入車販売店など法人店舗からいただく場合や、百貨店内やエキナカ店舗のリペアショップなどからいただく場合など様々です。
また、来店やインターネット経由で個人の方からご依頼をいただく場合もあります。
オーナー様の開業スタイルや店舗の立地によって、お客様の層は異なりますね。

Q.「リークル」の加盟者様は、どんな仕事をされていた方が多いのでしょうか？

あまり傾向は無く、様々ですね。
元技術職の方や、配送業、事務関係、営業、製造業など様々な業種の方がいらっしゃいます。
年齢層も30～60代と様々で、脱サラの方もいれば、会社員の方、自営業の方もいらっしゃいます。
現在開業されている方は男性の方が多いですが、説明会に参加される方は女性の方も多いですね。
インターネットで安く買ったものを直して高く売りたいという理由や、買取事業やレンタル事業と組み合わせて行いたいといった理由で興味を持たれる方もいらっしゃるのですが、そういった方は女性が多い印象です。
また、「リークル」では副業や兼業もOKなので、別のお仕事をしながらリークルで新事業を始められる方もいらっしゃいます。専業と副業の割合は半々くらいになっています。

Q.自宅開業も可能なんですか？

はい、自宅開業も可能となっております。
むしろ、路面店で事業を行っている方の方が少ないです。
自宅で開業される方、マンションの一室や雑居ビルの2階以上の場所を借りて事務所として構えられる方、倉庫を作業場にされる方など様々ですね。
「リークル」の事業本部はビル3階にあり、鞄などの革小物は事務所の1区画で作業しており、私自身も職人として施工をしています。
また、車の内装などで大きな仕事の場合は出張作業をしていますので、加盟される方も事業本部の開業スタイルを参考にしているようです。

「リークル」で使用するリペア剤は水溶性の塗料なので、シンナーの嫌な臭いもなく、自宅でもストレスなく安全に作業ができます。
出張サービスをメインとして作業することも可能ですので、低資金で開業したい方には自宅開業をおすすめしています。

例えば、インターネットを使って個人の方からの依頼を受けている方もいれば、クリーニング屋さんなどを基地局として、お客様の革製品を預かってもらい、依頼を受けている場合もあります。
また、フリマアプリを活用して買ったものをご自身でリペアやリカラーし、別のフリマアプリなどで売るといったビジネスを行っている方もいらっしゃいます。

Q.オーナーさんの1日の流れを教えてください。

出張施工の場合は予約時間に行って作業をした後、次の予約の場所に行って作業をする。という段取りが基本で、開業当初は合間に営業活動を行う流れになります。
例１：前後2列シート施工
・リペア・・・8万円（8～10時間）
・クリーニング・・・2万円（1～2時間）
・コーティング・・・5万円（1～2時間）
例2：運転席施工
・リペア・・・3万円（3時間）
・クリーニング・・・0.6万円（0.5時間）
・コーティング・・・1.5万円（0.5時間）
鞄や財布などを預かる場合は、予定時間に取りに行って、数日間預かり、施工して持っていくという流れになりますので、合間の時間で施工することが多いですね。

インターネット売買の場合だと、相場価格の調査が必要になってきますが、その場合は1日の流れというよりは、自分の好きな時間に仕事をするというイメージですね。

Q.営業活動はどのように行っているんでしょうか？

電話営業よりは、直接訪問する飛び込み営業の方がやりやすい業種だと感じています。
類似他社と競合する場合には、お試し施工を提案して仕上がりを見ていただくことが、一番簡単な営業活動となります。
中古車販売店、クリーニング店などに訪問してサービスをご紹介すると、その場ですぐ仕事をいただけることもありますし、営業に行った1カ月以上後の忘れた頃に依頼があるケースもあります。
営業活動をご不安に感じられる方もいらっしゃると思いますが、「リークル」では営業研修を用意していますので、開業前に営業手法を覚えることができます。
ご要望があれば、開業後に現地で一緒に営業開拓を行っておりますので、ご相談ください。

Q.「リークル」ならではの魅力を教えてください。

「リークル」で使用している塗料の柔軟性と耐久性、仕上がりの風合いが大きな魅力です。
リペアのすべてを水溶性の塗料だけで完結できる技術力と商材力が一番の特徴です。
類似他社で油性の塗料を扱っているところもありますが、希釈や洗浄でシンナーを使用するので、臭い以外にもコスト面や安全面でも大変です。
「リークル」では水性塗料のみで完結できるので、安全に自宅でも作業ができ、臭いも気にせず、短時間で終わらせることができるのが良いところです。
また、車のシートやソファなどの強い革から、鞄や財布などの柔らかい革まで対応できるよう、複数の塗料で仕上り具合に応じて使い分けることも可能です。
このリペア技術を、業界未経験の方でも短期間でプロの技術を習得できる画期的なリペア商材と技術ノウハウこそが「リークル」ならではの魅力です。

Q.ニッチな市場ですが、高収入は見込めるのでしょうか？

ニッチな市場だからこそ、優位なことがたくさんあります。

まず１つ目は、競合が少ないということです。
リペア業にも色々ありますが、革製品のリペアは特に競合が少ない業種です。そして、類似他社と競合した場合でも「リークル」の技術力の高さから、仕上がりを比較して選んでいただけることが多いですね。
２つ目は、大手が参入してこないということです。
革には様々な種類、風合いなどがあるため、革製品のリペア技術を構築するために必要な研究開発費・時間・手間よりも、アフター事業は丸ごと下請けに任せた方が効率も良く、人材コストをかけるなら販売事業などの方が儲かるといった、カーディーラーなども含めた大手企業特有の背景があります。
3つ目は、技術を持っている職人が足りていないということです。
革製品のリペアなどができる職人の母数が少ないわけですから、施工店として名乗りを上げるだけでも、全く仕事が回ってこないという心配は必要ありません。

Q.加盟に向いている方、向いていない方はどういった方でしょうか？

行動する人か行動しない人か、それに尽きると思います。
副業であれば、時間の合間で少しずつ進めてもいいのですが、せっかく新事業を始めるのであれば、できる限り積極的に動いていくことで、新たな発展にも繋がります。
「リークル」ではロイヤリティがありませんので、毎月のコストもかからないからと思ってのんびりやっていると、当然ですが高い業績は上げられません。
1日の最後にもう1件でも営業に行くというように、自主的な行動の積み重ねができる方が1年で大きな差となり、成功するのだと思っています。

また、あらゆることが急速に変化していく今の時代ですが、当事業のリペア技術はAIには奪われない特殊な技術です。
「人にしかできない技術を仕事にする！」
「競合の少ない事業で手に職をつけたい！」
こういった想いがある方に、おすすめのビジネスです。

Q.「リークル」を選んだ決め手としてよく言われるポイントは何でしょうか？

考え方によって様々な方がいらっしゃいますが、「自宅で開業できる」「手に職がつけられる」「本業でも副業でも開業できる」「リペアの実演を見て自分でもできると確信した」など、これらのポイントを決め手とされる方が多い印象です。

Q.加盟を検討されている方にお伝えしたいことはありますか？

「リークル」であれば、水性塗料で安全に作業することができ、プロの技術を短期間で身につけることができます。
しかも、ロイヤリティは0円なので、毎月のランニングコストはかかりません。
車関連の事業を始めたい方、インターネット事業をお考えの方、将来のために副業で動いていきたい方など、多種多様な経営スタイルが可能ですので、ご自分のやりたい方向性に合わせて柔軟に事業を行いたい方であれば、この事業をご検討いただければと思います。

私も技術職人の一人なので、オーナー様からの事前作業相談や困ったことがあれば、小さなことでも何なりとご相談いただいています。
一緒に「リークル」のレザーリペア技術を広げていただけるパートナーをお待ちしています。

 

～本日は「リークル」のインタビューをお届けしました。ありがとうございました！～

 

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